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昔から日本の食卓には、しじみの存在がありました。
お酒の後にしじみ汁、子どもの健康のためにしじみのお味噌汁、など様々な工夫を凝らしこの小さな貝を食してきました。
その歴史は長く、江戸時代には広く庶民の食卓を飾っていたという文献もあります。
しじみ漁も東日本で盛んに行われており、今も大切な漁の1つとして重宝されているほどです。
あまり知られていませんが、しじみには2つのシーズンがあります。
まず1つ目は夏です。
この時期は産卵を控えているため身が肥えます。
ぷりぷりしたあのおいしい身を食べられる季節です。
そしてもう1つは冬です。
寒い冬を越冬するためにしじみは冬季に栄養を身に蓄えます。
その後に土の下にもぐるのです。
この時、あの話題成分のオルニチンなども豊富になります。
かつてはしじみが二日酔いに良い、とされてきましたがその背景には、オルニチンの存在があったからです。
肝臓はちょっとしたアルコールの過剰摂取でも、負担を感じアルコール分解の作業が滞ります。
しかし蜆由来のオルニチンを摂取しておくことで、肝臓は再びフルパワーで活動してくれるのです。
美味しくて味わい深い、日本の伝統料理は、このような素晴らしい効果を秘めているものなのです。